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2005/10/13

日本の医療ウラ・オモテ 米国の医療費を高騰させた“肥満”という病気 - nikkeibp.jp - 健康: " 現在、米国では、「肥満」は喫煙に次いで予防可能な死因の第2位とされています。米国疾病管理センター(Center for Disease Control;CDC)のデータによると、米国では、肥満の人は年々その数が増加しています。さらに、肥満の人の数が増えているだけではなく、肥満の程度も重くなっているのです。


 例えば、1986年には成人200人に1人の割合だった病的肥満(BMI>40)の人が、現在は50人に1人、すなわち400万人もいます。さらに、超肥満(BMI>50)の人は2000人に1人だったのが、400人に1人と5倍にも増えています。すなわち、肥満のひどさはどんどん悪くなっているのです。


 これまで、「ダイエット」はあくまで個人が勝手に行うものであって、病気の治療や喫煙などのように、国をあげて取り組むべきものといったコンセンサスが得られているものではありませんでした。それが今や米国では、ダイエットは国を挙げて奨励する方向にあります。


 このような背景には、医療費の高騰の問題があります。前述したCDCによると、肥満に起因する医療費は、2004年 の1年間だけで750億ドル(約7兆9600億円)に上ったということです。米国の医療費は2004年には対GDP比で15%を超える(日本は8%前後)という高額であり、肥満がその原因の中の大きな部分を占める点が問題視されているのです。"