10万人規模の野外音楽祭、入場管理にソフトバンクBBのRFID利用 - nikkeibp.jp - 注目のニュース

ソフトバンクBBは7月26日、7月30日から始まる野外ロック・フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '04」の入退場管理に、無線ICタグ（RFID）システムを導入すると発表した。

FUJI ROCK FESTIVALは毎年夏に、国内外のアーティストを招いて行なわれる音楽祭。2003年の延べ来場者数は10万人を数えた。

同イベントではこれまで、来場者にチケットと引換えでリスト・バンド型入場券を配布し、スタッフが目視で確認していたが、今回はリスト・バンドにRFIDを組み込む。

これにより、主催者側は目視に頼らなくても常時、来場者の正確な人数を把握することが可能となり、また不正入場も防げるという。同イベントではこれまで、その規模と多数の来場者数から、偽造リスト・バンドや不正行為への対策が課題となっていた。

入退場ゲートにRFIDの読み取り端末を取り付けるほかに、卓上型読み取り装置やPDA型読み取り機も用意し、管理サーバー上で登録した番号の照合と認証を行なう。またリスト・バンドは一度装着すると外す際に留め具部分が破壊される設計を採用し、複製やデータの改ざんを困難にした。

すげー。見ていたい。